スティックPCを活用したアンドンシステム構築事例 ~PLCからリアルタイムに稼働データを表示~

当社では、製造現場の見える化を目的に、PLCからリアルタイムデータを取得し、アンドンとしてモニタに表示するシステムの構築を行いました。

本案件では、各設備のPLCから生産状況や異常信号をサーバPCに取得し、スティックPCを介して大型モニタに可視化することで、現場全体の稼働状況を一目で把握できるようにしています。

スティックPCにはWindowsを搭載し、.NETベースのアプリケーションを表示。ネットワーク経由でサーバPCと通信し、各ラインの稼働・停止・エラー・生産数などをタイムリーに更新・表示します。

現場ではPCレスな簡易導入が求められるケースも多く、低コストかつメンテナンス性に優れたスティックPCの活用が高く評価されています。

要素ごとの補足:

  • PLC:三菱電機、KEYENCEなどの汎用PLC。MCプロトコルで接続。
  • スティックPC:Windows 10/11 搭載。HDMI出力機能あり。常時通電&自動起動設定済み。
  • アンドンアプリケーション:スティックPC上で稼働し、サーバPCから定周期でデータ取得・表示画面生成。
  • モニタ:大型ディスプレイやテレビ等を利用し、.NETベースのアンドン画面を表示。

特徴・メリット:

  • 既存ネットワーク活用
  • スティックPCは省スペースで表示専用に特化
  • .NETベースで柔軟な画面デザインが可能
  • イベントログやアラート通知などへの拡張も可能
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