1. はじめに
工場やFA現場では、製品へのロゴ刻印やシリアル番号の印字が求められるシーンが多くあります。
今回は、Marking Builder Plusとレーザーマーカー(KEYENCE MD-Xシリーズ)を用いて、自社ロゴを金属素材に印字したサンプルをご紹介します。
2. 使用機材・ソフトウェア
対象素材:金属プレート
レーザーマーカー:KEYENCE MD-X2500シリーズ
編集ソフト:Marking Builder Plus(Ver.3.1.2)
3. ロゴデータの準備と編集
自社ロゴ(Etecロゴ)をDXFデータで読み込み、Marking Builder Plus上で配置・編集を行いました。文字や図形の細部も自由に調整でき、仕上がりイメージを事前にプレビュー可能です。
4. 印字の流れ
- ロゴデータをソフトにインポート
- 配置・サイズ・パラメータ(パワー/スピード等)設定
- プレビュー機能で仕上がり確認
- 実際に金属プレートへレーザー印字
5. 印字結果
以下の通り、ロゴが鮮明に金属表面にマーキングされました。
6. おわりに
データ編集から印字まで一気通貫。多品種・小ロットの現場でも、素早く高精度な刻印が可能です。FA制御設計やトレーサビリティ用途でお悩みの方は、ぜひご相談ください。
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