FANUC CNCとリアルタイム連携
ライセンス不要でCNCを“見える化”する自社開発アプリ
FANUC製CNCと連携可能な当社独自開発アプリケーションは、工作機械の状態監視や稼働データの収集・可視化を可能にし、現場の効率化と品質向上を支援します。

▼概要:
弊社では、FANUC製CNC(数値制御装置)とPCアプリケーションの連携を目的としたソフトウェア開発を行っており、本記事ではWindowsアプリケーションによるCNCとの通信アプリケーションをご紹介いたします。
このアプリケーションでは、CNC制御機(FANUC Series)とEthernet通信により接続し、リアルタイムで情報を取得・表示または書き込みを行います。ユーザーにとって見やすいGUIと安定した接続処理を両立しています。

▼主な機能:
- Ethernet通信
- CNCからの絶対・相対・機械座標(X/Y/Z)をミリ単位で取得
- 各種デバイス値(PMC,マクロ変数) 読み書き機能
- アラームNo・アラームメッセージ取得機能
- オペレータメッセージNo・オペレータメッセージ取得機能
- 実行中プログラムNo取得機能(暖機運転などの識別が可能)
- 自動運転中信号取得
- 装置運転状態取得
- 送り軸・主軸の負荷率の取得
- CNC IDの取得(装置の識別に利用)
- Windows上にて動作
- ロギング機能(データベース・エクセルファイル・CSV他)
- CNCガイドにてテスト済み(Series 0i-MODEL D)
- 31i-MODEL B ・31i-MODEL B plus 0i-TF に対して稼働実績あり
- 複数台同時監視(80台を超える装置との同時通信の実績があります。)
画面レイアウト、ロギング機能はお客様のご要望にあわせてカスタマイズいたします。
なお、本ソフトウェアにFANUC純正ライブラリは使用しておりませんので、ライセンスは不要です。
▼利用シーンの一例:
- 加工中の工具位置モニタリング
- アラームの発生時刻・発生回数の集計(データベースに収集含む)
- CNCの稼働状況をあんどんに表示(アラーム発生中・自動運転中・停止中など)
- 負荷率の高速取得・グラフ化による予知保全
- 周辺機器の測定結果をマクロ変数を介して取得・集計
- 設備状態の遠隔監視システムへの組み込み
- 既存PLCやIoTダッシュボードとの連携開発 など
今後はこのアプリケーションをベースに、IoT対応や、工作機械の保守・稼働分析ソリューションへの展開も視野に入れております。
▼サンプルアプリケーションと接続したCNCガイドの画面写真:




